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真宗大谷派大垣別院開闡寺は真宗大谷派(東本願寺)を本山とする別院です。

TEL. 0584-78-3362

〒503-0897 岐阜県大垣市伝馬町11番地

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 テレホン法話 2017年  

  放送日 タイトル 法 話
564 2017年1月1日〜 年頭のご挨拶 大垣別院輪番 岡本 学
 2017年、新しい年を迎え、皆様におかれましては益々ご清祥にお過ごしのことと拝察いたします。平素より別院の護持につきましては、深いご理解と温かいご協力を賜っておりますこと、衷心より御礼申しあげます。本年も何卒よろしくお願い申しあげます。
 さて、先般厳修されました大垣別院の報恩講において、これまで数年続いてきた落語に代わり、「坊さん漫才」なるものを行いました。名古屋を拠点として活躍しているコンビで「えしんりょう」と言います。それぞれお寺の副住職として日頃法務に携わっておられる中で、特にお寺の法座へのお参りが少なくなっているのではないかとという危機感を抱いたことが、今の活動の原点だと言います。
 そして、お寺の法座を見てみると、若い年代のお参りがない、お話も専門用語が並ぶ内容のものが多い。確かにこのままでは、この先大きな期待を抱くことはできない。
 では、なにかこれまでにない形で表現することはできないか。学生時代からの同級生で、何でも言い合うことのできる二人が導き出したのが「坊さん漫才」であったということです。
 大きな空間を有する本堂で、軽妙なやり取りで会場を和ませ、仏教語を日常生活のなかでわかりやすく伝える。今回の大垣別院の報恩講でも満堂の中、お参りの人との掛け合いあり、笑いありと、充実した時間を持つことができました。
 多くの先達からの願いによって今日まで護持されてきた別院や寺院。一人でも多くの方に足を運んでいただきたく、その手立てとして、このような取り組みを行っていくことが求められていると痛感いたしました。
 昨年、厳修されました大垣教区宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要で明らかになった課題、「別院の再生」。このことにむけ今後も精一杯取り組んでまいりますので、皆様のお力添えを切にお願いを申しあげまして、新年のご挨拶とさせていただきます。


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真宗大谷派大垣別院開闡寺

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