放送日 | タイトル | 法 話 | |
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597 | 2018年5月16日〜 | 第6組 宗休寺 津汲智麿 | |
貧富の差、世の中での立場の差は、一つも関係なく、間違いなく、だれしもが避けては通れないこと、それは、「命あるものは必ず死というものを迎える」ことです。それは自然の その数日後、ある家の法要に行きました。その時にあるおばあちゃんにこう言われました。「若さんのお経のふしまわしは、住職とはちょっと違うね。本当に前住職にそっくりだね。なんだか前住職が家にきたみたいでわたしは嬉しいよ」と。私はその言葉が、自分の心にズッシリとのしかかったことを今でも鮮明に覚えています。 自分ではまったく気づかなかったけれども、私が わたしにとっては、お経をおつとめできるようにして頂き、法務に出られるようにして頂いた、目に見えない財産でしたが、皆様方にも、きっとそのようなものがあると思います。一度、仏間で手を合わせて、亡くなった方を思い出してみてください。きっと大切なものを皆様の心の中に残して、今も生きているのではないかと思います。 |
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