放送日 | タイトル | 法 話 | |
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623 | 2019年6月16日〜 | 空しく過ぎる毎日から | 第2組 正受寺 大橋知生 |
「今日も2時間残業か」と朝、目が覚めると思います。私は今、製造業の会社で働いていて、7時半に家を出て、毎日同じ仕事を繰り返し、家に帰ってくるのは夜の9時過ぎになります。帰ったら、ご飯を食べ、風呂に入り、寝るだけの毎日です。月曜日には、早く休みが来ないかなと思い、一週間が過ぎ、束の間の休息を取り、また次の一週間。その繰り返しで時が過ぎていきます。こんな毎日をいったい、いつまで続けるのだろうかと、ふと、空しく思うことがあります。 そんな時、仏法を聞く機会があり、 という言葉に出遇いました。空しく感じることのあった私は、ハッと思いました。「空しく過ぎる人はない」ってどういうことだろう。「本願力ってなんだろう」と気になりました。聞き進めていくと、「仏のみ教えに出遇えば、空しさを超えられる生き方がある。」「仏様の 私は、ふと、10年前アルバイト先で倒れ、意識が けれども、また、疲れたり辛くなったりすると、心の中で愚痴をこぼしてしまう自分が出てきます。縁あれば、そんなことを繰り返している私ですが、仏法を聞く機会を大切にして、自分自身の在り方を問い続けていきたいと思っています。 |
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