放送日 | タイトル | 法 話 | |
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646 | 2020年6月1日〜 | コロナウイルスで変わったもの、変わらないもの | 第6組 総福寺 和田祐己 |
このところ、新型コロナウィルスの感染拡大が止まらず、社会のあらゆるところに影響が及んでいます。連日のように感染者や死亡者の数が報道され、近隣の地域ともなれば、より一層警戒心が強くなります。人との接触を避けるように求められ、学校の休業は長期にわたり、商売もままなりません。当たり前の日常を取り戻せるのがいつになるのか。先の見通しが立たない状況はなお不安をかりたてます。 マスクや消毒用のアルコールなどの物資不足も深刻です。先日、こうした世の中の状況を受けて書かれた新聞社説が目に留まりました。「空気は生きるのに欠かせないが、タダである。いくらでもあるからだ。ダイヤモンドは不可欠とはいえないけれど、少ないがゆえに 一方で、こんな不確かな世の中でも変わらないものがあります。それは命の 新型コロナウィルスは確かに恐ろしく、一刻も早く収束して、当たり前の日常が戻ってくることを願う気持ちに変わりはありません。しかし、それは目先の平和でしかないでしょう。あるいは、自分の身の回りの平和でしかないのかもしれません。いつでも、だれにとっても変わることなく大切なことが何か、見失わないように、仏の教えを依りどころとして生きていくことが、私たちに願われています。今一度、自分自身の姿を見つめ直さねばなりません。 |
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