№ | 放送日 | タイトル | 法 話 |
---|---|---|---|
746 | 2024年8月1日~ | 無意識の思い込み | 第17組 西願寺 永木正意 |
皆さん、一度考えてみてください。ある外科医の話です。母を置いて父親と子が日曜日、ドライブを楽しんでいて、交通事故に巻き込まれました。父親は即死し、息子は重傷を負いました。重傷の息子は救急車で病院に運ばれました。待機していた外科の当直医は、運び込まれた少年を見たとたんに「私の息子だ」と叫びました。 この話を聞いて、すんなりと理解できたでしょうか?理解が出来た方は 人はつい自分の常識や経験から思い込みをしてしまうものです。自分はこうあるべきだ。子はこうでなければならないというように、その思いをつい押し付けてしまいがちです。そして、その状況と異なった場合に、ストレスや 私も思い込みによる失敗をしてきました。長男は幼少期、絵をかいたり歌を歌ったりと外遊びに行くよりも家の中にいることが好きな子でした。私はつい「男の子ならで外へ遊びに行きなさい」と言ってしまったことがありました。その後、長男は この思い込みを解き放つには、自分の心が それ以降は、決して自分の思いのみを一方的に押し付けるのではなく、子と会話し選択を 誰にでもある無意識な思い込みは自覚がない分、周囲を傷つけてしまうことだと家族を通して学ばせていただくことができました。 |
〒503-0897
岐阜県大垣市伝馬町11番地
開所時間 9:00~17:00
(毎月第1、3日曜日 事務所休)
納骨堂参拝 9:00~16:00
TEL 0584-78-3362
FAX 0584-78-3328
E-mail kaisenji@ogaki-gobosan.net